京都の寺では一日の間に花の色を変えるスイフヨウが、見ごろを迎えています
京都市山科区の大乗寺は、「酔芙蓉の寺」として親しまれており、この時期およそ1300株が咲き誇る。スイフヨウは早朝に真っ白な花を咲かせ、1日の間に淡いピンク、そして赤へと色を変えます。
酒を飲むと、徐々に赤みを帯びていく人の顔色に似ていることから、その名がついたといわれています。副住職が20年ほど前から少しずつ植え続け、今では人の背丈を超えて3メートルほどのものも。
ことしは夏の暑さの影響で開花が2週間ほど遅れたということですが、10月に入り15センチほどの一重や八重の花が次々に咲き始めました。
大乗寺のスイフヨウは、10月末まで楽しめるということです。