奈良県五條市では秋の味覚、柿の収穫が盛んに行われています。奈良県は和歌山県に次いで柿の生産量が全国2位です。
中でも五條市では、およそ270軒の農家が年間1万6千トンほどの柿を出荷しています。五條市西吉野町で収穫の最盛期を迎えているのは「刀根早生」という品種で、四角い形が特徴です。
柿農家・番匠昌樹さんは、3点6ヘクタールの畑で柿を栽培しています。ことしは9月中旬から収穫が始まり、番匠さんは「ことしは天候に左右されて大変な年でしたが、実っている果実はおいしいのでたくさんの人に味わってほしいです」と話していました。
刀根早生の収穫は10月下旬まで続き、県内を始め主に関東・東北地方に出荷されます。【問い合せ】JAならけん西吉野柿選果場 0747-34-0105