2年連続27回目の出場となる仙台育英。
この夏はノーシードから甲子園への切符をつかみとりました。
須江新監督のもと、新たなチーム作りを進めてきました。
夏のメンバー選びは純粋な競争から。部内で、100試合以上の紅白戦をしたんです。
選手たちは、重圧のかかる日々の勝負のなかで、誰が出ても力を発揮できる精神的な強さを身につけました。ベンチ入りメンバー18人は全員、宮城大会で出場。
須江監督は、
「背番号はひと桁もふた桁も関係ない、全員が戦力だ」と一丸での戦いを強調します。
キャプテンの阿部選手は甲子園を「支えてくれる人たちへの恩返しの場」だと話します。
エースの田中投手は、帽子のつばの裏に「恩返し」の文字を書いて宮城大会を投げ抜きました。
支えてくれる人たちへの恩返しを誓い、チーム一丸で、仙台育英史上最高の夏を目指します。
(仙台育英 ふるさとリポーター 藤原 由佳)