全長35メートルの絞り染めの布に、国宝の絵巻「鳥獣人物戯画」を模写した作品が京都市中京区の京都絞り工芸館で展示されています。
「絞り鳥獣戯画」と名付けられたこの作品は、京都の絞り染めの職人などおよそ40人が制作を手がけ、全長35メートル、高さ1メートルの継ぎ目のない絹の布地に国宝の絵巻「鳥獣人物戯画」が描かれています。
このうち、カエルとウサギが弓を競う場面では「平縫い〆(ひらぬいしめ)絞り」という、糸で縫って色を染め分ける技法が使われ、動物のふちに沿うように縫製のあとが見られます。
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