抽選会から注目度の高い試合とメディアに取り上げられることも多かった 作新学院高校と大阪桐蔭高校 の試合。 しかし選手たちは気負うことなく、「優勝のためには勝たなくてはいけない相手」と前向きでした。
当日、多くの高校野球ファンが駆けつける大観衆の中、試合が始まりました。 作新学院の持ち味は攻撃的野球です。しかし、なかなか得点には繋がらず、拮抗した試合となりました。
3点を追いかける9回。 作新学院が粘りを見せ、1点を返します。 スタンドでは座っていた人も立ち上がり、祈るようにして見守ります。 それでも反撃はここまででした。 3対1で敗れました。
三年間の様々な思いが交錯するスタンドでは、涙を流す三年生の姿も。 しかし、スタンド挨拶時には温かい拍手で選手たちを称えていました。 最後まで作新学院の気持ちと粘りが見られた試合でした。栃木全59チームの代表として素晴らしい戦いをしてくれました。ありがとう!作新学院!!
(宇都宮放送局 中島彩アナウンサー)