近田です。
先日、人生初の宝塚歌劇を見に行きました。
前売券を持っていなかったので狙いは当日券。
販売開始時刻を公式サイトで事前にチェックし、その2時間前、7時半に劇場に着いたところ…
11時公演の当日券の列に約70人、15時公演に当日券の列に約30人、合わせてすでに100人近い行列が!
甘く見ていました…
本当は11時公演を見るつもりだったのですが、今から並ぶと立ち見になる可能性があるとのこと。
予定を変更し、少しでも列の短い15時公演の回に並んで2時間、無事に当日券を手に入れることができました。
しかし、開演までに5時間あります。さて、どうしよう。
この日は連休の最中。そういえば阪急で臨時列車がなかったっけ?
ネットで調べてみると…
ありました。宝塚発嵐山行、臨時直通特急「とげつ」。
しかも宝塚発時間は10:39。ちょうど良いタイミング!
京都までの往復及び大阪までの復路運賃を考慮して、ここで阪急阪神1dayパスを購入。
そして宝塚駅1号線ホームに上がると…
いました。7000系7001編成「とげつ」。
臨時特急の表示幕や、専用のヘッドマークが誇らしい!
(表示幕)
(ヘッドマーク)
この列車の魅力は何と言っても、乗換なしで京都方面へ行けること。
まずは宝塚から今津北線を経由して西宮北口へ。といっても西宮北口のホームには止まりません。
ホーム横の連絡線を通り、神戸線へと入っていきます。
(西宮北口ホーム)
(西宮北口車窓)
列車は塚口を経て十三へ。
十三に到着後は梅田寄りの折り返し線に入り、列車の進行方向が変わります。
写真左から神戸線・宝塚線・京都線の線路。
信号待ちの後、宝塚線を横切って京都線の線路へ。
普段はなかなか通らないこうしたルートこそ直通特急のだいご味!
さらに車内にはこんなものも。
扉の上に掲示された運行日だけの特別な停車駅案内。親切ですよね。
その後列車は、桂から嵐山線を経由して終着嵐山へと向かいますが、私はその桂で下車。
というのも、こちらに乗り換えるため。
7000系7017編成「あたご」。
この日は臨時列車が複数運転されていて「あたご」もそのひとつ。高速神戸からの嵐山行直通特急です。
ただこれは嵐山からの折り返し運用のため行先は河原町。
(あたごヘッドマーク)
一日に2本もヘッドマーク付き列車に乗れるなんて何ともぜいたく!
河原町まで足をのばした後、滞在数分で下り京都線特急9300系にて十三へ、十三から宝塚線急行で再び宝塚に戻ってまいりました。
そうです。この日のメインは宝塚歌劇。
乗り鉄はあくまでもおまけ。とはいえ阪急電車も宝塚歌劇も創業者は小林一三。
こんな気分の盛り上げ方も有り!?
かつて担当した「知恵泉」という番組で、小林一三の知恵を特集したことがあったのですが、いやはや改めてその存在の大きさを感じた一日でもありました。
そして、初めての宝塚観劇は果たして興奮の連続。
とりわけレビューは、ひたすらかっこ良かった!!
ふだん鉄道関連のお土産には全く興味を示さないこの人も、宝塚土産は喜んでくれたようで…
今回見たのは星組公演でしたが、石橋アナから教わって一緒に花組ポーズ。
キャスター 近田 雄一(ちかだ ゆういち)