定番の観光ルートはもう飽きた?そんな京都中級者の皆さんは京都市中心部から飛び出してみるのはいかがでしょう。街の喧騒から離れた旅の舞台は鞍馬寺、宇治、美山町。牛若丸や宇治茶、かやぶきの里など、馴染み深いようで意外に知らないゆかりの土地をぶらりと旅してみませんか。
BSプレミアム 22日(日) 午後0:45
京、ぶらり。「鞍馬寺界わい」
京都市北部の山あいにある鞍馬寺界わいを散策する。鞍馬寺は、源義経が牛若丸と呼ばれた少年時代を過ごした場所で、境内のある鞍馬山には大天狗の伝説が残る。牛若丸はここで天狗と出会い修行を積んだと伝えられている。門前の町は、江戸時代に若狭湾と都を結ぶ物流の中継地として栄えた。今も山菜と昆布のつくだ煮や山や川で採られる石が名物として残っている。牛若丸の足跡を訪ね歩き、伝統の文化を守りながら暮らす人々と出会う。
BSプレミアム 27日(金) 午後8:45
京、ぶらり。「宇治」
京都駅から電車で20分ほど南にある宇治を散策。平安時代に貴族の別荘地だった宇治の平等院鳳凰堂は、藤原頼通が極楽往生を願って建てたもの。平成の大改修を経て創建当初の姿に近づいた。参道に出れば宇治茶の香りが迎えてくれる。独自のうまみを受け継いできた茶園にはいまも古木が残され受け継いできた人々の思いをしのばせる。宇治川の対岸には日本最古の神社建築・宇治上神社、そして禅寺が。心がほっとする宇治を旅する。
BSプレミアム 29日(日) 午後0:45
京、ぶらり。「美山町“かやぶきの里”界わい」
素顔の京都を探してカメラが視聴者の目線で散策。今回は冬の景色が美しい南丹市美山町“かやぶきの里”の界わいを歩く。かやぶき屋根の民家が連なる集落では川の上を吹く風を利用した家の構造など日本古来の暮らしの知恵を発見。川の上流へ足をのばすと都会から移り住んだ若い猟師たちや外国から来た音楽家など自然に恵まれた暮らしを満喫する人々に出会う。初めて訪れた人にさえ懐かしさを感じさせる山里の魅力を味わう旅。