大会8日目の第1試合。去年秋の明治神宮大会で優勝し、優勝候補の一角にあげられていた明徳義塾(高知)は、日本航空石川に逆転サヨナラで敗れ、3回戦で姿を消しました。
明徳義塾の谷合悠斗選手は、初戦の中央学院戦で逆転サヨナラスリーランホームランを打ち、「宿舎でも多くの人に声をかけられるようになった」と一躍、時の人になりました。
しかし、日本航空石川との試合は9回、くしくも自分の守るレフトの頭上を越える逆転サヨナラスリーランホームランでチームは敗れました。
逆転スリーランでサヨナラ勝ちをおさめ、逆転スリーランでサヨナラ負けを喫した谷合選手。試合後、「天国と地獄を見ました。自分が打ったら勝つという打線の柱になって夏に帰ってきたいです」と雪辱を誓っていました。
(甲子園取材班 後村佳祐記者)