高麗時代の朝鮮半島で書き写された経典で、高野町の金剛峯寺に伝わる「紺紙金字法華経(こんしきんじほけきょう)」が国の重要文化財に指定されることになりました。
金剛峯寺に伝わる「紺紙金字法華経」は11世紀、高麗時代の朝鮮半島にあった寺の人物が書き写させたものです。
当時の高麗で記された経典は「高麗経」と呼ばれ、現存する「高麗経」の中では2番目に古いということです。
また、金剛峯寺に伝わる目録の記述から、江戸時代中期までに日本に伝わったことが確認されていて、仏教史の研究において非常に貴重な資料だということです。
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