「お嬢サバ」のブランド名で鳥取県とJR西日本が共同開発した刺身で食べられる養殖サバの本格的な出荷が5日から鳥取県岩美町で始まりました。
「お嬢サバ」は、アニサキスという寄生虫がつかないようろ過された海水をくみ上げて陸上の養殖施設で育てたマサバで刺身で食べられるのが特徴です。
鳥取県栽培漁業センターとJR西日本が共同開発し、虫がつかないよう大切に育てた箱入り娘という意味を込めた「お嬢サバ」のブランド名で大阪や東京などで試験販売してきました。
そして事業として採算がとれる見通しがたったとして、JR西日本が去年6月に岩美町に養殖施設を設け、マサバを育ててきました。
5日から本格的な出荷が始まり、養殖施設では記念の式典が開かれました。
式典では鳥取県の平井知事が、「みんなで盛り上げていきましょう」とあいさつしたあと、「お嬢サバ」を載せたトラックが神戸市に向けて出発しました。
今月から5月にかけて2万5000匹のマサバが1匹1000円程度で販売される予定で、語呂合わせで「サバの日」の3月8日に関西や東京の飲食店で一斉に解禁されます。
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